金を掘るより、ツルハシを売る

tsukutte(つくって)っていうサービスを作った。
「ユーザーは持ってるけど作れない人」と、「作れるけどユーザーがいない個人開発者」をつなぐ場所。
アプリ単体では、もう勝てない
最近ずっと考えてたこと。
AI の進化で、作るコストはゼロに向かってる。今日がんばって作ったアプリも、3ヶ月後の新しいモデルなら、もっと簡単に真似できる。その先はたぶん、欲しいものは自分で作る時代で、個人開発のアプリそのものがいらなくなっていく。
だとしたら、「いいアプリを作る」っていう同じ土俵で戦っても、勝ち目はない。
AI に真似できないのは、そこに集まってる人と、積み上がった履歴と信用だけ。
ゴールドラッシュで金を掘るんじゃなくて、ツルハシを売る側に回る。個人開発者すら、お客さんとして考える。
その第一弾が IndieSeed で、tsukutte が第二弾。
足りないものが、ちょうど逆
たとえば、お店をやってる人、習い事の先生、サロン、VTuber、Discord のコミュニティを回してる人。
もうお客さんやファンがいて、「こういうのがあったら便利なのに」も分かってる。でも作る気はないし、AI に指示する気もない。外注するには高すぎるし、ノーコードを覚えるのも面倒。
逆に個人開発者は、作るのはめちゃくちゃ速い。でも何を作れば使われるのか、作ったあと誰に届けるのか、で詰まる。
足りないものが、ちょうど逆になってる。
tsukutte に来れば、開発者は最初から使ってくれる人がいる状態で作れるし、依頼する人は数万円、数日くらいで「欲しかったもの」が手に入る。
依頼する人は、困ってることをうまく言葉にできない前提で作ってる。ふわっとした話からでも依頼になるように。
困りごとが、商品になって増えていく
本当に作りたいのは、マッチングそのものより、「実際にあった困りごと」が商品になって、どんどん増えていくカタログ。
ある教室のために作った生徒管理のツールが、別の教室でもそのまま使える、みたいに。
依頼が増えるほど、場が賢くなる。それは需要の実績そのものなので、AI には作れない。
正直な不安
AI がもっと進化したら、「作れない人」自体が減るかもしれない。
でも、会計ソフトがあっても税理士に頼む人はいる。作れることと、作りたい・面倒を見たいは別。だから勝負するのは「作る」じゃなくて、「運用と責任を引き受ける」ところ。開発者が売るのは制作じゃなくて、安心。
あとは、最初は誰もいないっていう問題。ここは、まず僕と AI で作った商品を棚に並べるところから始める。
まだ商品は1つだけ。ここから増やしていく。
